1. Only Trust Your Heart 4:15
作詞:サミー・カーン
作曲:ベニー・カーター
1960年代のスタンダードです。
一曲目から、ファーストアルバムとは違うムード。
ボサノヴァ調のこの曲はピアノ・トランペット・ギター・ベース・ドラムの編成で、少し切なくそしてライトなお洒落感でうっとりです。レイラさんのボサノヴァ、良いですねー!♬
2.Desafinado 4:11
作詞:ニュートン・メンドンサ(オリジナル)
英語詞:ジョン・ヘンドリクス、ジェシー・キャヴァノー
作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン
Desafinado、言わずと知れたボサノヴァの名曲であります。
ポルトガル語で「音痴」「調子っぱずれ」という意味だそうです。恋人との関係をそんな言葉で表現した曲の様です。
夕暮れを思わすような哀愁のあるハーモニカとギター。そしてレイラさんの大人の歌声が見事なハーモニーに♬
3.I Remember You 4:42
作詞:ジョニー・マーカー
作曲:ビクター・シャーツインガー
1942年の喜劇映画「The Fleet’s In」の挿入歌だそうです。
でも、とても切ない!
こちらも、ピアノ・サックス・ギター・ベース・ドラムの編成で奥行きのある音作りの中で、レイラさんの歌声もより沁みてきます。
4. The Island 4:21
サラ・ボーンで有名なこの曲ですが、サラ・ボーンとは全く違うアプローチです。
入りのスネアーとトランペットで素敵な世界観が出来上がっていきます。力強いサラ・ボーンに対し、レイラさんの歌声は可愛らしくもしっとりと情景が広がります。
ボサノヴァ調が中心のアルバムですが、この曲はドジャズです♬良いです!!
5. Once I Loved 3:45
作詞:ビシニウス・ヂ・モラエス (英詞:レイ・ギルバート)
作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン
1960年作のボサノヴァスタンダードです。
切ない歌詞をボサノヴァのリズムで軽やかに!それにしてもジャズ・ボサノヴァの歌詞は恋の物語、そしてその情景の浮かぶ切ない歌詞が多いですね!? ブラジルの恋の歌は情熱的です!
6.
寝返り 2:25
初の日本語の歌です。「レイラさんの日本語の歌は良いんだろうなー!?」と皆思っていたのですが、やはり良いです!
ギーターとのデュオでしっとり♬大人のための子守歌の様です。
The Island
Layla Tomomi Sakai
Yuichiro Hiraoka-guitar
Ryuichi Takase-trumpet
Toshio Miki-sax
Masaru Okuyama-piano
Tetsuya Hayakawa-bass
Satoshi Ishikawa-drums
matsumonica-harmonica(もにじん)
Norihito Nagasawa-guitar(もにじん)
Excutive Producer:Layla Tomomi Sakai
Sound Producer:Yuichiro Hiraoka
All Engineering&Mastered:Yuichiro Hiraoka
Recorded at 22 Studio
Photograph:Hidekazu Shibaoka
Art Direction&Design:Yosuke Wada(soak design)
Hair Make:Takayuki Tanizaki
「The Island」坂井レイラ知美さん、待望の2ndアルバムです。
このアルバムは、新たにボサノヴァを取り込み彼女の新しい魅力と更なる可能性に溢れるアルバムとなっています。そして、ピアノ、ベース、ドラム、ハーモニカ、サックスなどが加わり、音の奥行きと厚みを増しています。思わず「オッ!」と身を乗り出して聴き入ってしまいました。
そしてやはり、彼女の声と歌唱力に魅了されます。
是非皆さん、一度彼女の歌を聴いてください!
嵌ります!!!